予算によって招待客の人数が変わってきますから、まず、おおよその人数を決め、挙式、披露宴の日時と会場を予約します。最近の披露宴出席者の数は、平均80人前後。 それが決まったら、招待客のリスト作りを開始します。その際、@職場の上司、恩師、 お世話になった人などの主賓クラス、A同僚、 知人、友人、B親戚にグループ分けし、それぞれ必ず招待したい人、人数に余裕があれば招待する人に分けてピックアップします。
双方のリストを照らし合わせ調整します。その際、両家の招待客の雰囲気が合うように。 ふたりだけで決めず両親にも相談しましょう。 人数は、できれば両家同数が望ましいのですが、無理な場合は、せめて6対4程度のバ ランスで。ふたりの郷里が離れていて、一方の郷里で挙式するような場合は、もう一方の招待客がかなり少なくなる場合もあります。 いずれにしても、両家でよく話し合い、納得のいくリストになるようにしましょう。 披露宴の費用は、自分の側の招待客の人数の割合に合わせて、分担することになります。
招待客が決まったら、招待状を作成、発送する作業に取りかかります。 最近は、ワープロなどでオリジナルの招待状を作る人もいますが、招待状は式の格式も表わしているので、あまりカジュアルな内容 は避けたいもの。大人数でホテルや専門式場で行なう披露宴なら上質な用紙を用い、形式を重んじた正式な招待状にしましょう。 印刷にかかる時間、宛名を書く時間を見越して、招待状の発注は式の3カ月前までに。 発送は、出席者の人数を確認する都合上、式の2ヵ月前、遅くとも1カ月半前までにします。